最近見に行った映画の感想(ネタバレ含む)

・ALL YOU NEED IS KILL

「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。戦闘に対して逃げ腰な軍の広報担当官ウィリアム・ケイジ少佐は、戦闘経験が全くないにもかかわらず最前線に送り込まれてしまい、あえなく戦死。しかし、死んだはずのケイジが意識を取り戻すと、周囲の時間は戦闘が始まる前に戻っていた。再び戦死するとまた同じ時間に巻き戻り、不可解なタイムループから抜け出せなくなったケイジは、同様にタイムループの経験を持つ軍最強の女性兵士リタ・ヴラタスキに訓練を施され、次第に戦士として成長していく。戦いと死を何度も繰り返し、経験を積んで戦闘技術を磨きあげていくケイジは、やがてギタイを滅ぼす方法の糸口をつかみはじめる。

まぁ簡単に言うと敵のボスを倒す方法を自分が死にながらもどんどん攻略していき最終的にボスを倒せるという話。
話の流れ的にはパシフィックリムに似たような所が幾つかあるなとも思った。
個人的にはそこまで戦闘とかアクションが描かれているわけでもないし、タイムループは当然途中省かれてるし、良くも悪くも普通というような感想。
ただ映画館で見るまでもなかったような…


・思い出のマーニー

物語の舞台を北海道の美しい湿地帯に置き換え、心を閉ざした少女・杏奈が、金髪の少女マーニーと出会って秘密の友だちになり、体験するひと夏の不思議な出来事を描く。札幌に暮らす12歳の内気な少女・杏奈は、悪化するぜん息の療養のため、夏の間、田舎の海辺の村に暮らす親戚の家で生活することになる。しかし、過去のある出来事から心を閉ざしている杏奈は、村の同世代の子どもたちともうまくなじむことができない。そんなある日、村の人々が「湿っ地屋敷」と呼び、長らく誰も住んでいないという湿原の古い洋風のお屋敷で、杏奈は金髪の不思議な少女マーニーと出会い、秘密の友だちになるが……。

まず最初に百合作ではない。
杏奈は養女であり、国から援助金を貰っている事を隠している義母を嫌っている。
またその事と義母からの愛情とは関係ない事は分かっているのにその事を気にしてしまう自分も嫌っているし、自分を1人ぼっちして他界した実の両親の事も恨んでいる。
ネタバレすると、マーニーという空想上の人物は実は杏奈の叔母にあたる人物であり、杏奈はマーニーの孫にあたる。
そしてマーニーが住んでいたのが今回の舞台である湿地の屋敷である。


簡単な流れはこう
マーニーは、結婚し1人の娘が出来るがその後夫が他界、マーニーは精神不安定になり娘を施設に預ける事に。
数年後施設から帰ってきた娘は別人になっていた…娘は見た目ヤンキーみたいな男と結婚し1人の娘を授かるが直ぐに交通事故で他界、残された幼い女の子こそ杏奈である。
実際杏奈もマーニーの娘さんもマーニー(仕事で)も親がいない幼少期を過ごしているんですよね。
杏奈が何故連続してマーニーという空想上の人物と会うようになり、コミュニケーションも全然とれているようになっているのかは詳しくは描かれていないように思えましたが、個人的見解では、似た境遇になってしまった杏奈とマーニーとの因果とか思いがマーニーの住んでいた場所とリンクして起きたひと夏の出来事だと思いました。
最後は全てを知った杏奈が前向きに生きていこうという姿が見れるグッドなエンド。
やや説明不足というか伏線不足に思えたけどとても良い作品でした。

・ゴジラ

うんまぁ予想通りな感じでした。
完全に洋画風の構成で、ストーリーの展開的には結構良い感じだと思いました。
ゴジラについては詳しくないし、付き添いで見に行ったような感じなので感想はそんなにないけど、せっかく洋画風に作っているので渡辺謙さんというか日本人は出さなくて良いような気がした、やや浮いているような。
今回はゴジラ登場編みたいなものなので、次作品以降強敵が出てきたときにはさらに面白い作品になっていると思う。

・チョコレートドーナツ

1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコと出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。

今から30年前の実話が元の映画。
感想は30年前のゲイに対するかなりの偏見の度合いと偏見に囚われてダウン症のマルコの事などほとんど考えていない大人の卑劣さがとても印象に残りました。
ルディとポールはただマルコに愛情を注いで立派な大人にさせてあげたい、しかも無償で引き取りたいと言っているのに、ゲイという理由だけで永遠にそれは叶わない。
特に卑劣だと思ったのが弁護士ポールの上司ですね。
マルコの両親は麻薬依存症でマルコを育てる気がなく、期限つきで親権を一度放棄していてその考えは変わらなかったと思います。
なのにポールに嫌がらせをしたいがために母親に親権を取り戻してほしいという条件で保釈金を払い、結果再びマルコは麻薬依存の親の元でほったらかしにされ、夜に家を抜け出しルディとポールの家を探しに途方に暮れながらも歩き続けて結局3日間歩き続けたのち高架橋の下で死んでいたというのが結末です。
唯一愛情を注いでくれたルディとポールを求め歩き続けているマルコの姿を見た時、そして橋の下で死んでいたと聞いたとき泣きそうでした。
最後にマルコを死に追いやった人たちにポールが手紙を出すんですが、これでその人たちの考えが変わったかもしれないし、変わらなかったかもしれない。
けどマルコの犠牲を無駄にしてほしくないと思いました。

コメント

ベオルブ
2014年7月28日21:44

>ALL YOU NEED IS KILL
個人的には映画よりも、小畑建さんのコミカライズが好きです。完全にファン補正ですがwww

私は週末、爆死覚悟でるろうに剣心の劇場版を見に行きますが、今から恐い…www

サーシャ
2014年7月29日8:08

>ベオルブさん
コミック読んでみようかなぁ
るろうに剣心は、読んだことないので内容はわからないのですが予告を見た感じ面白そうだし自分も観に行こうかなぁ

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