宮崎駿引退記者会見感想
宮崎駿 引退記者会見

今日仕事終わって帰ってきてから、タイムシフトで全部見ました。
ああ、これで本当に宮崎監督の映画は観れなくなってしまうのだと実感して、やはり楽しみが減ってしまうようで、しみじみ悲しくもなりつつ会見の内容は非常に興味深く1時間40分すぐ終ってしまいました。

内容の主としては
・宮崎駿監督の今後
・ジブリの今後
・宮崎駿監督の人生の振り返りというか、人生についての質問
・風立ちぬについての質問
・引退についての質問

・引退について
引退の理由はやはり年を取っていくにつれての体の老化。
今年73歳になられる宮崎監督が次に作品をもし完成させるのであれば今回5年かかった風立ちぬより多く歳月が掛かるのは必然で80過ぎてしまう。
これ以上作るのは困難だし、監督がいなくなることで若手も主張しやすくなるだろうと。

・宮崎駿監督しての今後
まず、ジブリの作る映画(長編・短編)に携わる事は、恐らく一切今後ない。
それは脚本もアドバイスもしない。
とりあえずやることは、ジブリ美術館の展示物の事について、そして休養を取ることである=ただゴロゴロすることではなく、何かやりたい事があるとの事(映画関係ではない)。
体が動いて車が運転できる内は出来るだけアトリエには顔を出したいとの事。
取り敢えず気ままに今後は「やるもやらないも自由」という事。

・ジブリの今後
それはまさしく若手のスタッフに懸かっている。
確かに鈴木Pも還暦はとっくに過ぎているので、今までの重要な人物が総代わりする時期に来ているので、今後全てにおいて若手次第だと。

あとの質問についてはニコ生で観てください。
大変興味深い話もあるので是非見て下さい。

やはり思うことは宮崎監督ほどの監督は現れないと思いますね。
生きてきた時代が違うので必然ですが、それでも宮崎監督の映画って他の映画とは全然違うんですよね。
それは宮崎監督だけじゃなく、音楽を担当している久石譲さんだとか、鈴木だとかジブリ色といわれる全てのジブリ映画の彩色設計をしてきた保田道世さんらが完璧なピースとなって出来てきた映画達だからだと思うんですよね。
特に宮さん、久石さんなんて本当にこの世の中に代わりはいないと思うくらいの天才(本人は嫌う言い方だと思うけど)だと思います。
だからこれからの若手達はどれだけ今までのジブリと違うジブリを確立させるかだと思う。なぁーんて。

子供の頃は主に録画したビデオで、映画館では千と千尋の神隠しから、楽しませていただきました。
お疲れ様でした。

最後に最近ナウシカの原作を読んで、自分は続編を作って欲しいと思いました。
それだけ原作が素晴らしいと思ったし、映画とは全く違うと言ってもいい内容だった。
本人は作る気はないのですが、庵野さんが映画化でもきっと期待します。

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